lightwaveで作ったオブジェクトをMeshCAMへ!・・・その1
3D切削に興味があったので!
切削するモデルはLWで作成します
まずはメインの切削モデルを作成します。数値入力などを使って、実際に切削するときの大きさで作成します。
切削する素材板の作成と、プラモデルなどでよく見るメイン切削モデルのサポートの作成です。
素材板は実際に加工する板の大きさで作成し、中にメイン切削モデルとサポートが入る様にくり抜きます。。サポートは太すぎなければ大丈夫ですが、
細すぎると切削の振動でメインモデルが揺れすぎたり、最悪の場合折れる可能性もあるので注意が必要です。
両サイドの穴は、裏面も加工するときに使うものなのですが今回は一旦置いておきます。
↑画像の様に、一つのレイヤーにまとめます。この時、どの軸をどう反転させても対称になっていることが望ましいです。(裏面を加工する場合)
出力→ExportSTLを選択します。
選択したら、メッシュ修復オプションが出ます。
念のために穴を閉じるにチェックを入れ、三角ポリゴンである必要はないので三角ポリゴン化のチェックははずしておきます。
出力ファイルオプションの設定です。ファイル種はバイナリにしておいたほうがMeshCam難なく読み込めるかもしれないです。
アップ軸はZのままで、
出力単位の設定です。1000と入力するか、mmを選択します。
これでMeshCamで大きさを調整する必要がなくなります。あとはOKで、ファイルの出力してMeshCamのほうに移ります。
MeshCamを開いたら、(バージョンは6です)
File→Openから先ほど保存したSTLデータを読み込みます。
裏面をがっつり切削する場合は2SideMachiningのがいいかも?
今回は表面加工の後に少しだけ裏面を加工する程度なので、3Axisにします。どちらを選んでも操作方法自体は恐らく変わりません。
読み込んだら、まず大きさが合っているか確認したいのでDefine Stockを選択します。
今回は素材板から作成、切削モデルの位置などもこちらで決めているので、一番上のStockSizeのところにだけ注目します。
赤線部のXYZの大きさを確認して、さらに大きさの単位がmmになっているかを確認します。
LW上で設定した素材板の大きさと合っていればそれでOKです。そこから下の項目については今回は省略します。
もし大きさが合っていない場合、大抵の場合はSTL出力時に倍率をミスして出力してしまっている可能性があります。
しかし、単純な倍率ミスならMeshCAMでも修正が可能です。
↑画像の、Scale Geometryから
数値を入力すれば簡単に大きさの調整はできるので、
もし修正が必要な時は、先ほどのDefineStockで表示されていたXYZの数値と
実際に加工する素材板の大きさを照らし合わせて倍率を変更すれば問題ないです。
これで加工する素材が大きさも合わせて読み込めたので、次回は調整に使用したツールを紹介しながら切削段階まで行きたいと思います。