GoZ問題!!
UV情報を持ったLightwaveで作成したモデルと、UV情報を持ったZbrushで作成したモデルを合体して作業する時の注意点。
Zbrushでモデルを作成→GOZでLightwaveへ→Lightwaveで作成したモデルと合体→合体したモデルをGOZでZbrushへ。Posing→Gozで再びLightwaveへ。
この流れがどうしても必要だったのですが上手くいきませんでした。最後のGoZで必ずTextureがおかしいことになる。
Lightwaveで作成したモデルに、ZbrushUVを保持したモデルを合わせて、複数UVを保持したままZbrushにGOZするのが原因なんだと思う。
Zbrushは一つのSubtoolに対してUVを一つしか保持できないからだと思われる。
となると、GOZが便利なはずなのにそうでなくなってしまう…
ということで、LightwaveからGOZをする前に、UV事態を全部一緒にしてしまえばいいのです!
絶対時が経つと忘れてしまいそうなので、ここにメモしておこうと思います。
Zbrush側のモデルは神楽ひぃくん。
Lightwave側のモデルははにわくん。
①まず、様々なエラーを未然に防ぐ為にも、Surfaceの名前をDefaultから全て変更したほうが良さそうなので、はにわくんもDefaultからHaniwaに変えておきます。(F5→SurfaceEditor→Rename)
②かぐらひいくんをGoZでLightwaveへ。Objectがはにわと神楽ひぃくんと二つ。これを、一つにまとめます。
③今回ははにわ君側に纏めるので、Polygon選択モードで神楽ひぃくんをALL選択。カット(CtrlC)&はにわくんの方へペースト(Ctrl+V)
④体制を整えて…これでObjectはちゃんと、はにわ君と一緒のレイヤーに配置されました。
⑤ですが、UVが置き去りになっているので、ここからUVの移動をします。ZbrushUVを選択。
⑥と、その前に、こちらのSurface名もきちんと書き換えてあげます。
⑦神楽ひぃくんをポリゴン全選択した状態で、Detail→Points→Unweldで、ポイントを解除。
⑧Map→UV/Texture→CopyUVs。CopyUVsを押すと、自動的に選択が解除されます。再度、ポリゴン選択モードで神楽ひぃくんを全選択。
⑩Map→UV/Texture→PasteUVs。
⑪haniwaUVに、神楽ひぃくんのUVがペーストされました。
⑫次に、先ほどポイントのUnweldしたポイントを再結合します。Detail→Points→MergePoints
これで、一つのUVに纏める工程は終了ですが、後処理に入ります。
⑬まず、神楽ひぃ君のSurfaceではまだ転送元のUVを割り当ててあるので、そちらを変更します。F5→hiのColor欄の”T”を押し、UVMapをhaniwaUVに変更。UseTextureでウィンドウを閉じる。
⑭次に、不必要になったUVを削除します。削除するUVMapを選択し、Map→General→ClearMapでUVを削除。
これで完了です。
はにわ君の大きさをちょっと調節して… では、いざ、GOZ!!!!
来ました。
少しだけPosingをとってもらいます。
あらよっと。
GOZ返し。
ちゃんとテクスチャもそのまま、綺麗にGOZでポージングが反映されました。
※GoZ前のLightWaveのデータを保存すること。
※ポージング中にZbrushでポリゴン削除を行わないこと。
※Zbrushで一旦保存は行わないこと。
※GoZ返し後のLightwaveで最終的なポージングになるまで、保存は行わないこと。
最終的に納得がいくポージングまで上記4点は行わないこと。
以上!!!!^^