ATMultiConstの覚書と問題についで・・・前編
歩行などにも便利なATMultiConst!
http://ameblo.jp/perkup-ot/entry-10651270602.html
↑以前まとめた記事ですが、今回はおさらいも兼ねて1から簡単に設定してみます。
Automatonと一緒に付いてくるプラグイン、ATMultiConst。
大体の効果は、上のリンクの方に書いてあるので、今回は使い方のおさらいです!
まずはMultiConstの設定です。
オブジェクト選択→モーションオプション→ATMultiConstで、設定が可能です。
Constを割り当てたNullオブジェクトと、それぞれの番号名を付けた3つのNullを用意します。(画像参照)
ConstNullがこの3つのNullに時間差でくっつくように設定してみたいと思います!
ATMultiConstのプロパティを開いたら、早速3つのNullを項目に追加します。
この追加したオブジェクトに、Constオブジェクトが付いて行くようになります。
今の段階では、3つとも『LockStart』『LockEnd』それぞれが0と表示されています。
この場合どうなってしまうのかというと、
このように、0フレームの段階でConstNullが「2」Nullにくっついてしまっています。『LockStart』『LockEnd』は付着始め、付着終わりのフレーム数をそれぞれ表しているので、どちらとも0と表示されている場合は、0フレーム時だけ付着してその前後以降では付着しないということになります。
(それぞれの『LockStart』『LockEnd』が0フレーム設定なのに、「2」Nullにくっ付いている理由は距離が一番近いからだと思います。)
5フレーム目にはすでにConstNullは定位置に戻っています。
ATmultiConstを上手く扱うには、『LockStart』『LockEnd』にそれぞれフレーム数の設定をしなければなりません。
『LockStart』を設定は、付着先オブジェクト(今回は「1」Null、「2」Nullなど)の”最初のキーフレーム”数となります。
オブジェクトは読み込まれた際に0フレームにキーが打たれてしまうので、それを消すなり移動するなりして、”最初のキーフレーム”の位置を変えてください。
『LockEnd』の設定は、『LockStart』から見て”次のキーフレーム”数になります。
今回「1」Nullの設定は、
『LockStart』:10フレーム 『LockEnd』:20フレーム
と、10~20フレームの間ConstNullが付着するような設定にしました。
「2」Null、「3」Nullもフレーム数を設定しました。
項目の『LockStart』『LockEnd』 も数値が変わっています。
この状態で早速どうなるか見てみます!
0フレーム時ConstNullは微動だにしませんが、10フレーム時には「1」Nullに付着しています。
「1」Nullから20フレーム時までは付着していますが、設定外の25フレーム時にはしっかり定位置に戻ってくれました。
以降も「2」、「3」Nullにちゃんと命令通り付着してくれました。
すごく便利な機能です!
次回は、ATMultiConstをLW11.5で使った場合どうなるのかを見ていきます!